野球用品ベースボールタウン
立花龍司のメジャー流少年野球コーチング(小学生編)
ケガを防ぐ正しいフォームと神経トレ、一流選手になる素養を磨く
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バッティングの指導方法

P1000474小学生を指導する監督、コーチ、お父さんは是非見てほしい野球DVDですね。

「バットを上から出せ!!」

この言葉が間違ったスイングを覚える原因になってしまうとは思いませんでした。

私は、少年野球時代に実はこう教わったのです…。

多くの少年野球指導者が、このような間違えたバッティング指導をしています。

子供へダウンスイングを教えてしまうと…。

その結果は…。

体の構造上、必ず肩は開くものなのです。

イチローや松井などプロの好打者を見てみてください。
ダウンスイングなんてしていません…。

正しいバッティング、正しいバットの軌道、そしてスイングイメージ、これを正しく理解し、子供に教えてあげることが大切だと痛感しました。

◎荻原誠
91年、大阪桐蔭の4番打者として、高校野球で全国制覇を果たし、
92年、ドラフト1位で阪神タイガースに入団。

詳細>>>
萩原流ジャストミートセオリー




少年野球を始めたばかりの子供に素振りをさせると、バットを振るというより、バットに振りまわされているといった感じの子供が多い。バットを振ってフラついていては、まずヒットは打てない。

野球を始めた初心者へ対して、コーチとして最初に教えるのは二本の足でしっかりと立つこと。個人差はあるがスタンスは肩幅より少し広いくらいと指導している。

次は構えについて。昔ヤクルトに栗山という選手がいた。栗山が解説者になってからバッティングフォームについてこういっていた。「傘をさすようにバットを持ち構えなさい」と。

この一言が私の記憶に深く残った。私自身、この説明が一番ピントきた。傘を持つイメージでバットを持ち、傘をさすように構える。そしたら、バットを持っていない手を添える。するとグリップが右肩の(右打者の場合、左打者の場合は左肩)あたりに自然に来て、脇が軽くしまり、リラックスして構えられる。後は膝を少し深く曲げ緩める。

野球入門者がバッティングの構えでまず覚えること。それは、自然体のリラックスして状態でバットを持ち、しかっりと立つこと。そしてボールを良く見る体制をつくること。

野球経験がなく親御さんが、野球を始めた息子(娘)へバッティングを教える場合、「傘をさすように構える」というと子供は理解しやすいと思う。イメージがスムーズに伝わる。

まずは、そこから♪



子供やファンを楽しませるプロ野球選手というと、
巨人のラミネスが一番始めに思い浮かぶ。

ラミネスのゲッツをはじめ、
パフォーマンスは最高♪

それに実力もあるところがいいね。
外の球団から巨人へ移籍すると活躍しない選手が多かったが、
ラミネスはホームランを打つものな。

そのラミネス選手がバッティング上達法で心掛けるポイントを語る。
「どんな練習でも自分のヒットポイントを想定しながらやることが大事」と。

コースは内角、真ん中、外角の3つ。
打つポイントはそれぞれ違うが、
この3つを全部同じスイングで打つことが大切とか。

逆方向へ打つ際には、ステイバックを長めに取るだけでいい。
そうすれば、逆方向へも力強い打球が打てるという。
因みに一番練習をしないとならないのは外角ですって。

ラミネス選手、
勉強になりました♪



オススメのバッティング練習方法を1つ。少年野球をはじめた子供にボールを打つコツを掴ませるのが狙いです。

それは、スタンドティーを使う方法です。野球を始めた頃の少年野球の選手には、トスでバットを振らせるよりも効果的のように思います。腕伸びきる一番力の伝わりやすい場所にスタンドティーを立てて、打ち込みます。高さは始めは、ベルト付近でもどこでも構いません。

一般的はトスの場合を考えてみると、指導者が正確に投げようとしても、一定したボールを投げることがなかなかできないものです。野球を始めたばかりの子供は、正確なスイングを覚えることができません。スタンドティーを使えば一定の高さを保つことができます。ボールへ一番力が伝わるポイントで繰り返しボールを打つと、それを体が覚えることができます。バッティングの基礎づくりには、スタンドティーを使った方が効果がありますよ。



少年野球の練習
バッティングで凄く大切なもの1つに選球眼があります。すなわち、バッティングアイです。少年野球でもこのバッティングアイが向上すると飛躍的にヒットになる確率が上がります。

素振りやティーバッティングでスイング自体を鍛えるのは必須ですが、スウィングの練習と一緒に、バッティングアイも少しずつ向上させましょう。

ヒットになる確率が高いあまいボールを選ぶこと、ヒットにならない厳しいボールを見送る選別すること、ボール球にはバットを出さないことができるようになると少年野球の試合でのマルチ安打も期待できますよ♪

少年野球では、良いスウィングをしているけど選球眼の悪い選手を見かけます。うちのチームにもいます。せっかく良いスウィングをしているのに
三振ばかりしてくるタイプの選手です。

そういう選手は打席に立つを、初球のボール気味の投球に手を出します。もちろんヒットにはなりません。本人も「ヤバイ!」と思います。

そして次、初球の悪いボールに手を出したことが頭にあり消極的になります。そんな時、今度はど真ん中のボールが来たりします。それを見逃してしまい2ストライクに追い込まれてしまいます。

そして次、ピッチャーはもうボール球勝負です。バッターは追い込まれているので、そのボール球に手を出して三振。もしくはバットに当てても、ゴロかフライ・・。そんな悪循環のパターンが癖になっている選手がいます。

原因は、そうです。スイングは良いのに選球眼がないのです。だからこの問題を解決するには、バッティングアイの向上を指導する必要があります。

バッティングアイを向上させつ練習方法はいくつもありますが、1つ紹介します。それはバント練習の応用です。

お父さんがピッチャー役になり、ある程度スピードのあるボールを投げます。子供はそれをバントします。バントもただバントするのではなく、まずは、"ど真ん中バント"をさせます。

ど真ん中の投球に対してだけバントするように指導します。それ以外の投球に対してはバットを引きます。

次に、"ストライクバント"の練習をします。ストライクの投球に対してのみバントをし、それ以外のボールは見逃すように指導します。

この"ど真ん中バント"と"ストライクバント"を繰り返し練習し、精度を上げていきます。繰り返し練習していると、徐々に選球眼がついてきます。

バッティングアイの向上にトライしてみてください。
少年野球のバッティングの指導のコツを1つ。2ストライクに追い込まれたら、バットを指1本分短く握るように指導しましょう。この握りだとバットのヘッドが下がりにくくなり、速いボールにも負けないスウィングができます。バットを長く持った時に比べて、バットコントロールが楽になり、バットの先が落ち、大振りをしにくくなります。もちろん練習中にもバットを短く持ちスウィングをし、その感覚を身に付けておくことが必要です。

また、2ストライクに追い込まれたら、「迷わない」「あわてない」ということを教えます。2ストライクを取られると「どうしよう?」と不安になる選手もいるでしょう。次にどんなボールが来るか?、色々と考えてしまう選手もいるでしょう。

しかし、迷ったり、あわててバットを振っても良い結果が出るはずがありません。カウントがどうであっても、ストライクが来たら、思いきってスウィングをするだけです。そのことだけに集中して強気でバッティングができるように、日頃から指導しましょう。三振を怖がっていたらヒットは打てません。

少年野球でも技術練習ばかりするのでなく、日々のバッティング練習を通して、技術面とともに、メンタル面も強化していきましょう。メンタル面を強化する方法として、日頃のバッティング練習の中で、2ストライクを取られたことをイメージさせて、その中で思いきったスウィングができるように、素振りや実際のバッティング練習をさせるようにします。
少年野球のバッティング練習でバッティングセンターへ行く子供も多いかと思います。バッティングセンターは目を慣らすためには、非常に良い練習場所です。バッティングのフォームをつくるためではなく、動体視力を養う目的にはぴったりです。

イチロー選手は、子供の頃お父さんの指導のもと、バッティングセンターに通っていたことは皆さんご存知かと思います。しかし、イチロー選手はバッティングセンターの練習で、フォームが良くなったとは語っておらず、小学生の時に120キロ、中学生の時に130キロと普段ならばあまり体験できない速さのボールを見続けたことで動体視力が良くなったと語っています。

少年野球の子供にとり、バッティングセンターは、フォームをつくる練習場所ではなく、速いボールに目を慣らし、それに対応できる体と反応力を高める練習場所といえます。

バッティングフォームは、素振りやティーバッティングなどの方法で身につけさせることが大切です。お父さんもこのことを認識し、バッティングの指導をすると、野球の上達も早いと思います。

そして、素振りやティーバッティングでバッティングフォームがある程度形になったら、そのフォームを崩さないように、バッティングセンターで打ってみる。正しいフォームを保ったまま、速いボールへ対応する練習をすることが、バッティングセンターの上手な活用のポイント!
打撃練習の基本は素振りです。バッティングが上手くなるには、1にも2にも練習です。バットを振り、合理的なフォーム身に付けること。生きたボールを数多く打って確実にミートし、ボールを強く打ち抜くことがバッティング練習の基本です。その土台を作るのが素振りです。素振りはバット1本あれば1人でも取り組むことができます。とはいっても少年野球は選手はまだ小学生。できたら時間を見つけて、毎日15分親子で素振りをしてみてはいかがでしょうか?

うちの近所にも親子で毎日素振りをするのが日課の家族がいます。小学生の少年野球は卒業して、中学生になっていますが、でも中学のクラブチームでエースで主軸を打っています。ちょっとでもいいから毎日やること。これが、野球上達の秘訣ですよ。子供だけだと続かないから、指導役も兼ねてお父さんが一緒に練習してあげるのがポイントです。。お父さんの中年太りも解消できるダイエット効果もあります。

素振りの練習方法のポイントは、ただ数を振るのでなく、一振りごとに正しいフォームでスイングが出来ているかを確認しながら真剣にバットを振ることです。だらだらバットを振っても悪いスウィングが身につくだけです。バッティングの基本をお父さんが理解し、子供に伝えてあげます。そして、チェックポイントを確認しながら素振りをしましょう。まずは、1ヶ月、そして、3ヶ月が目標です。ちょっと話が反れますが、「3」の付く日がくじけ易い日のようです。よく「3日坊主」と言います。3日続けば、今度は30日が目標。30日続けば3ヶ月が目標です。ダイエットでも何でもそうですが、3ヶ月続くと効果で目に見えて分かるようになります。すると練習をする楽しさが分かります。だから、まずは目標3ヶ月、お父さんが指導役をかって子供と一緒に練習しましょう。夜時間がなければ朝15分早く起きることだってできますよ。
バッティングは、ピッチャーが投球モーションに合わせてバットを引きバックスウィングに入ります。腰を後方にひねりながら、肩をまわしてバットを立てぎみにします。この時点でウエイトがうしろ足(右バッターであれば右足)に移っていなければなりません。両膝はやや曲げ気味に保っていますが、右膝に十分ウェイトを掛けるようにします。構えからバックスティングまでの動きが大きすぎると、切り返しに無理が出てきてしまい、バットスウィングが不安定になりがちです。なるべく小さくスムーズにボールへ向かうスウィングへと移れるようなバックスウィングの大きさを自分で見つけます。

またバックスウィングはタイミングも大切です。ピッチャーがボールを離す瞬間にバックスウィングを終えていなければなりません。それより早いと、打ちにいくスウィングがスムーズににいかず、遅いと振り遅れたり、不十分なスウィングになります。タイミングの取り方を1打1打チェックしながらピッチャーの投げるボールを打ってみましょう。特にピッチャーからボールが離れる瞬間を確認しながらバッティング練習をしてみましょう。ボールを見る集中力も付きますし、タイミングの取り方も上達します。
バットは腕で振りますが、スウィングの土台は下半身というのがバッティングの基本です。しかっりと頭に入れておきましょう。単純に考えても、土台が頼りなくぐらつくようでは、上半身の動きは弱く不安定になります。バッティングは上体を回転し、腕をスウィングする運動です。その回転やスウィングを鋭く強くするのには、それを支える土台、つまり下半身がしっかりしている必要があります。少年野球では、特に実打球を打つ時に下半身が安定していない選手を見かけます。素振りを繰り返し下半身が安定したフォームをつくり、バッティングセンターなどで実打球を打ってみましょう。バッティングセンターで練習をする時も下半身の安定を意識して打ってみます。あまり速いボールでなく、ちょっと遅め(90キロくらい)で良いので、下半身を安定させた振りを心掛けて1球1球打ってみます。特にバックスイング時に軸足(右バッターの場合は右足)の膝に重心が集中するようにします。軸足の膝にウェイトがのっている感覚を持つことで土台がしっかりとしてきます。また、バットを振り終わった後、フォームが崩れずにフィニッシュできたか?もチェックします。上体だけのスウィングでは、自分の持っているパワーの半分の発揮できません。スウィングの軌道ばバラバラになってしまったり、波打ってしまったりします。土台のしかっりしたバッティングフォームを身につけましょう。バッティングの上達の秘訣です。